文学(文芸・俳句・読書)創作(美術・書道・イラスト)

俳句同好会

無季の句も詠む、空想の句も詠む、模倣の句も詠む
この団体紹介は2023年時点の内容です。現在の状況とは異なる場合がございますので、ご注意ください。
団体担当者の方は、本サイトの案内を参照の上、団体情報の再度の提出をお願いします。

主な活動内容は、句作と作品の鑑賞です。句作については、俳句の勉強会や句会を行い、作品の鑑賞については、部員の紹介により行います。活動は、月に1、2回程度の句会や勉強会を目安に活動します。これらの活動に加えて、各部員のコンテストの応募などを任意で行います。

 部員のほとんどが他の部活やサークルと掛け持ちしており、俳句初心者も多いです。他の部活やサークルでの体験は俳句を詠む際のオリジナリティにつながるため、部活やサークルの掛け持ちを歓迎します。また、俳句同好会には短歌を詠む部員も多いため,俳句はもちろん、短歌に興味がある人も歓迎します。

新歓情報

入部の受付期間通年  
入部方法俳句同好会のSNS(TwitterとInstagram)やメールにご連絡をお願いします。
また、句会や学祭での展示企画に直接来ていただいて入部していただくこともできます。
メール:omu.haiku@gmail.com  

SNSアカウント・公式HPなど

Twitterアカウントhttps://twitter.com/OMUhaiku
Instagramアカウントhttps://instagram.com/omu_haiku?igshid=YmMyMTA2M2Y%3D
公式ホームページhttps://omuhaiku.hatenablog.com/

団体等基本情報

団体名称大阪公立大学俳句同好会
団体種別登録団体
活動ジャンル
構成員数9名(2年生:1名、3年生:5名、4年生:3名)
– うちマネージャーなし
※2023年2月現在(学年は2023年度見込み)
引退時期基本的に卒業まで同好会に関わっています
部費なし
部費以外の負担基本的になし、コンテスト応募費用などは自己負担
未経験者の受入経験者も未経験者も歓迎します
2年生以上の受入2年生以上の入部希望者も歓迎します
兼部・兼サー兼部・兼サーも歓迎します。俳句同好会の部員はほとんどの部員が兼部・兼サーをしています。
アルバイトとの両立アルバイトとの両立は十分に可能です。  
入部可能時期通年可能
入部方法俳句同好会のSNS(TwitterとInstagram)やメールにご連絡をお願いします。
SNSやメールにて入部希望の旨を伝えていただくことで入部していただけます。
また、学祭での展示や普段の句会に直接来ていただいて、入部していただくこともできます。
メール:omu.haiku@gmail.com

活動頻度・場所

平日活動頻度:月に1、2回 活動場所:基本的に杉本キャンパス 活動日・時間帯は部員の空きコマの状況などから決定します。活動への参加は各部員の任意で行います。
休日年に数回の吟行(遠足)を計画しています。 活動内容や活動日・時間帯などは部員の希望により調整します。参加しないことも可能です。
長期休暇句会や吟行を行います。 活動内容および活動日・時間帯などは部員の希望により調整します。
参加しないことも可能です。
特に忙しい時期特にありません    
参加イベント・大会等各部員の任意でコンテストや大会などに出場してもらいます。参加しないことも可能です。  
ふたば祭
(杉本)
部員の作品を展示します。句会や俳句教室も行います。
銀杏祭
(杉本)
部員の作品を展示します。句会や俳句教室も行います。
友好祭
(中百舌鳥)
   
白鷺祭
(中百舌鳥)
   

1年間のスケジュール

4月ふたば祭
5月
6月
7月
8月吟行(遠足)
9月
10月銀杏祭準備
11月銀杏祭
12月
1月
2月
3月ふたば祭準備
備考吟行を行う時期は変更する可能性があります。
また、ここに記載のない活動も行う可能性があります。

俳句について

 俳句は,季節感を象徴する「季語」を含む五七五の定型を基礎としています。例えば,「夏草やつわものどもが夢の跡」という松尾芭蕉の句は,「夏草」という夏の季語が含まれる五七五の定型の俳句です。現代においても,多くの俳句は,季語を含み,また,五七五の定型で詠まれます。一方で,無季俳句や自由律俳句,無季自由律俳句のように季語を含まなかったり,定型でなかったりする俳句もあります。例えば,「咳をしても一人」という尾崎放哉の句は,季語が含まれず(「咳」は冬の季語のようにも感じられますが,冬を象徴しているわけではないため,季語とは言えません),五七五の定型ではありません。このような無季や自由律の俳句は,季語を含まない,また,定型でないという理由から,俳句として認められないとされる場合があります。大阪公立大学俳句同好会では,この俳句同好会を設立した部長が無季自由律俳句(特に,尾崎放哉の句)を気に入っているということで,無季自由律俳句などは歓迎されます。加えて,俳句同好会でありながら,短歌を詠むことも受け入れられています。大阪公立大学俳句同好会は多少のことでは来るものを拒みません。

キャッチコピーについて

 「無季の句も詠む,空想の句も詠む,模倣の句も詠む」というキャッチコピーは,水原秋櫻子という俳人の著書『俳句の作り方』にある,俳句を詠むときに避けるべきことをまとめた「禁忌八条」をもとにつくったものです。というのも,水原秋櫻子は,禁忌八条において,「無季の句を読まない」,「空想の句を詠まない」,「模倣の句を詠まない」ということを掲げています。では,なぜキャッチコピーにおいてこれらの禁忌八条で禁止された内容を肯定したのかというと,大阪公立大学俳句同好会は窮屈に俳句をしないということを表明しようとしたからです。俳句というと,季語や定型など決まりごとなどが多く,俳句を難しく考え,俳句を始めることを諦める人が少なくありません。そのため,このキャッチコピーには,気楽に俳句を始めてほしいという願いを込めました。例えば,「模倣の句も詠む」ということには,名句を模倣することにより句作に慣れてもらう,という意図があります。大阪公立大学俳句同好会は自由に俳句をすることを目標としています。

最後に,キャッチコピーでは,水原秋櫻子とは反対のことを主張していますが,水原秋櫻子の『俳句の作り方』に書かれている「注意六条」や他の「禁忌八条」はとても参考になると思います。

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